『コーチングが人を活かす』感想|パーソナル指導で、一緒に考えるために

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この本を読んだきっかけは、パーソナルトレーナーはコーチのようなものだ、と気づいたことでした。

トレーニングを教えるだけでなく、本人がどうなりたいかを一緒に考える。コーチングを学べば、もっとよい指導につながるのではないかと思って読みました。

元記事のタイトルは『コーチングが人を活かす』ですが、掲載していた購入リンクは2020年改訂の『新 コーチングが人を活かす』です。購入時は版も確認してください。

質問で、答えを引っ張り出すだけではない

メモに残っていた大きな視点は、コーチも一緒に考えることです。

こちらが正解を持っていて、質問を使ってそこへ誘導する。そういうやり方だけをコーチングと考えない、という受け取り方でした。

相手の言葉を聞いて、何を大切にしているのか、どこが引っかかっているのかを、こちらも知ろうとする姿勢が必要なのだと思います。

大きな目標を、具体的な話へほぐす

「体を変えたい」と言われても、何を変えたいかは人によって違います。見た目なのか、動きやすさなのか、競技の記録なのか。

こうした大きな言葉を、具体的な場面へ分けて考える方法が、当時のメモにもありました。専門用語ではチャンクダウンと呼ばれるものです。

例えば「どんなときに、変わったと感じられそうですか」と聞けば、本人の目標を一緒に整理できます。これは質問の例で、実際のお客様との会話ではありません。

できなかった理由を、責めるために聞かない

元のメモでは、「なぜ」より「何」を使う質問が気になっていました。

「なぜできなかったんですか」だけだと、責められていると感じることもあります。代わりに、何が進めるうえで障害だったか、次にどこを変えられそうかを聞く。

単語を一つ変えれば必ずうまくいくわけではないですが、質問の目的を見直す方法にはなります。

答えがすぐに出ないときは、待つこともメモしていました。沈黙が気になって、こちらの答えで全部埋めないようにしたいです。

目標を達成した、その先も聞く

体重や挙げる重量など、数字の目標は分かりやすいです。でも、その数字になったら何がうれしいのかまで聞くことも、当時気になっていた点でした。

本人が大切にしていることにつながっていなければ、やることだけが増えてしまう。目標と行動を一緒に考えるために、達成後のことまで話す、という視点です。

元記事にあった「1か月で5kg落とすしかないなら」という追い込む質問は、減量の指導例としては残していません。相手が望んでいない負担を、質問の形で押しつける必要はないです。

相手のタイプを決めつけない

メモには4つのタイプ分けもありましたが、分類だけで人の扱い方を決めるものではありません。

具体的な提案がほしいのか、まず話を聞いてほしいのか。その場で本人に聞いてみることもできます。評価の言葉だけでなく、どの行動を見てどう感じたかを伝える、という点も持ち帰りたいです。

読後の目標は、コーチングを学び続けること

僕は、パーソナルトレーナーにもコーチングを学ぶ価値があると感じました。元記事には、指導に活かすこと、勉強を進めることを次の行動として書いています。

本を一冊読んだだけでマスターしたという話ではありません。関わり方を見直したい指導者には候補になりますが、解剖学や運動処方を学ぶ本とは役割が違います。

運動指導の基礎は解剖学・生理学を学ぶ話、本人の目標に合う続け方は筋トレを続ける工夫も参考にどうぞ。

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参考引用情報

資料確認:2026年9月26日。商品リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

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