『ボディビルハンドブック』感想|筋繊維の話に驚いた僕が、今読み直すなら

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この本で僕が最も衝撃を受けたのは、筋繊維には種類があり、扱う重さや力の出し方と関係するという話でした。

『ボディビルハンドブック』を読んだ目的は、究極の筋肉を造る方法を学ぶため。読後のネクストアクションも「究極の筋肉を造る」。気合いが入っています。

ただ、当時のメモには、回数と筋繊維を単純に結びつけすぎた説明もありました。ここでは驚いた気持ちを残しつつ、今のトレーニングに使うときに分けたい点を整理します。

重さを変える意味に、目が向いた

元記事には、軽い負荷と重い負荷で、どの筋繊維が働くのかを細かくメモしていました。重さや回数を、ただきつさの違いとして見るだけではなく、筋肉の働きとつなげて考えようとした部分です。

一方、「12回以上ならこの繊維、4〜10回なら別の繊維」と、回数だけで使う筋繊維を切り分けることはできません。「遅筋は大きくならない」とも言い切れません。

重い重量に挑戦する意欲と、説明が正確かどうかは別々に確認しておきたいです。

筋肉を大きくするには、重い重量だけなのか?

重い重量だけに限りません。十分な努力度などの条件が整えば、比較的軽い負荷でも筋肥大は起こり得ます。

2017年の系統的レビューは、限界まで行う条件で低負荷と高負荷を比較した21研究をまとめています。最大筋力では高負荷の方が有利な一方、筋肥大の差は明確ではありませんでした。

ただし、軽ければ何でも同じという結果ではありませんし、全セットを補助者に助けてもらうまで続けろ、という意味でもありません。

僕自身の軽い重量への考え方は、低重量トレーニングの体験に書いています。自分の感覚と研究は、それぞれの情報として読んでもらえたらと思います。

追い込み方より、続けて伸ばせるかも見る

元のメモには、限界まで挙げること、休みを取ること、途中で重量を増やすセット法なども残っていました。

当時は停滞を変える方法に関心があったのだと思います。ただし、疲れた状態で休まず重量を増やす方法を、初心者向けの基本としてすすめるものではありません。

セット数を増やしたことだけを停滞の原因にせず、重量・回数・量・回復をまとめて見る方が判断しやすいです。まずはトレーニング量の記録と、セット間の休憩を確認してみてください。

栄養のメモは、そのまま現在のルールにしない

元記事には、食べ過ぎとグルタミン、ホルモンの比率、年齢ごとの代謝低下などの説明もありました。しかし、そのメモだけで「この条件では筋肉がつかない」と断定することはできません。

食事については、現在確認できる資料も使って整理した身体づくりの食事へ。古い本を読んで関心が広がったことと、今の食事の根拠にすることは分けています。

この本を選ぶなら

クリス・アセートさんのボディビルや栄養の考え方を知りたい人には、読書の候補です。僕には筋繊維の話へ目を向けるきっかけになりました。

一方、最新の研究をまとめた初心者用の標準メニューとして、一冊だけを頼りにする読み方はすすめにくいです。基礎から選びたい方は筋トレ本の比較もどうぞ。

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参考引用情報

資料確認:2026年9月26日。商品リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

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