【No.5】食べる投資 ~ハーバードが教える世界最高の食事術~

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正直表紙とタイトルにつられて購入した。

「食べる投資 ~ハーバードが教える世界最高の食事術~ 」を読む目的

健康需要が高まる中での未来への健康に気を使った食事はどのようなものなのかを学ぶため

学び、気づき

『日本の医学部教育のカリキュラムには栄養学がなく、医者は栄養学に関してほとんど知らないまま患者を診ることになる』というのは知らなかった。

お医者さんでも不健康そうな人はいるもんなと思った。。。

今までも割と似たような本を読んだことはあったので復習にもなったし、今まで知らなかったこともあり勉強になった。

割とマニアックで知らなくてもいいようなことも多かったように思う。

メモ

日本の医学部教育のカリキュラムには栄養学がない

医者は栄養学に関してほとんど知らないまま患者を診ることになる

「栄養学は医学のすべての分野に共通する基盤である」ウィルモア教授(ハーバード大学外科代謝栄養研究室)

ビタミン・ミネラルは家の枠組みでいうと基礎の部分。

それなのに、健康診断ではビタミン・ミネラルの摂取量まで細かく診ることはない。

玄米にはビタミンB1が豊富に含まれていているが、白米はそれを加工して落としてしまっている

160gあたり

玄米0.26mg

白米0.13mg

半分

 

塩分摂取が増えてしまう外食の代表は焼肉と寿司

高LDL(悪玉コレステロール)+炎症=心筋梗塞

糖質や動物性脂肪の摂りすぎには注意

スタチン製剤でコレステロールを下げるとコエンザイムQ10が作られなくなり、筋肉障害のような副作用が出る

ゼチーア(エゼチミブ)に切り替えることをオススメ

幸せ=セロトニン(睡眠や精神安定に関わる)

原料はトリプトファン(必須アミノ酸)

トリプトファンは肉や魚、豆などに多く含まれる

しかし、トリプトファンを摂るだけではセロトニンは合成されない

合成にはビタミンB6と鉄、ビタミンB12、カルシウム、マグネシウム、炭水化物が必要

ビタミンDはもはやホルモンの一種

うつ病などの精神疾患の予防、改善に有効

また、骨を強くしたり筋力を保持したり体の炎症を抑える

ビタミンDの受容体が脳の前頭前皮質や視床、視床下部などに多くある

そのため、ビタミンDが酸化ストレスから保護したり、ドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の作用を改善させる働きがある

タンパク質の過剰摂取は、ホモシスティンと呼ばれる心筋梗塞や脳卒中、認知症やガンのリスクを高める悪玉アミノ酸の原料となるメチオニンの摂取を増やすので、ホモシスティン値を上昇させるリスクがある

 

リン・・・ミネラルの一つ。摂りすぎると動脈硬化、パフォーマンスの低下、心臓疾患のリスクが高まる原因になる。

肉、魚、豆腐などにも含まれているが、自然の食品のものは40%ほどしか吸収されないのに対し、添加されているリンは90%近く吸収されてしまう

実は玄米と白米の糖質量はそんなに変わらない

160gあたり

玄米54.72g
白米58.88g。

ただし、玄米の方がビタミン・ミネラル・食物繊維が多いからいいよって感じ

でも玄米も食べすぎてたらもちろん太る

 

セロトニンは約80%が腸内細菌で作られる

食物繊維は時間経過で失われないものなのでまとめて作り置きしてもOK

葉物野菜、海藻、キノコを毎日食べよう

 

・ビタミンD:2000〜5000IU

・亜鉛:15〜20mg

・マグネシウム:200〜500mg

グリシン・・・アミノ酸の1種

深い睡眠を導く

クレアチンの材料はグリシン

ホタテ、エビ

結局、何食べたらええねん?

・納豆(ビタミンK)

・魚介類(タンパク質、オメガ3脂肪酸、ビタミンD、ビタミンB)

・鶏肉(タンパク質)

・鶏レバー(鉄、ビタミンB)

・卵(タンパク質、ビタミン、ミネラル)

・玉ねぎ(ビタミンC吸収)

・唐辛子(抗酸化作用、血流UP、体脂肪燃焼)

・さつまいも(体脂肪燃焼、抗酸化作用)

・ブロッコリー(抗酸化作用、血液サラサラ、ピロリ菌除去)

・ほうれん草(鉄)

・里芋、山芋(DHEA)

・キノコ(食物繊維)

・ニンニク(ガン予防、有害物質排出)

・ねぎ(ガン予防、有害物質排出)

・コーヒー(体脂肪燃焼、抗酸化・抗炎症作用)

・オリーブオイル(オメガ3脂肪酸)

・カカオ70%チョコレート(抗酸化・抗炎症作用)

結局、炭水化物は1日にどのくらい摂ればいいの?

一般人デスクワークではない人

男性:200〜250g

女性:150〜200g

 

一般人デスクワークで運動しない人

男性:150〜200g

女性:100〜150g

 

ネクストアクション

日頃の食生活に活かす。

また、お客様への食事指導にも活かす。

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