この本を読んだ目的は、女性のお客様が、日常の食事や運動でどんなことに悩むのかを知るためでした。
『糖質をやめられない オトナ女子のためのヤセ方図鑑』を読んで、陥りがちな間違いや、生活の中の悩みを知れて勉強になった、と当時の僕は書いています。
ただ、メモを読み返すと、食事や運動を単純に「よい・無駄」と分けすぎた説明もありました。ここでは、持ち帰りたい視点と、今は区別したい点を整理します。
食べ過ぎた後、何も食べなければよいのか
食べたことの埋め合わせだけで、次の食事を極端に減らす考え方は避けたいです。
元のメモにも、食べ過ぎた後に絶食することや、偏った食事が続くことへの注意が残っていました。
カロリーだけを帳尻合わせするより、普段の食事で足りないものを見直す。食べたいものを一切禁止する方法では続けにくい人のことも、考えたかったのだと思います。
僕の食事への考え方は体づくりの食事、極端に減らしたくなったときは急いで痩せたいときの記事も読んでみてください。
糖質をやめる代わりに、脂質を悪者にしない
元記事には、糖質や脂質が体脂肪になる量を固定した計算や、特定の脂肪酸を一律に悪いものとする説明もありました。
食べた脂質がすべてそのまま体脂肪になるわけではありませんし、脂質そのものが不要なわけでもありません。
日本人の食事摂取基準2025年版でも、成人の脂質の目標量は総エネルギーの20〜30%とされています。個人の治療食などは別ですが、ゼロへ近づけることを目指す数字ではないです。
元のメモにあった干し芋や卵なども、食事の選択肢として考えればよいと思います。特定の食品だけで痩せるわけではありません。
「その運動は無駄」と決める前に、目的を見る
元記事には、プール歩行、ヨガ、ピラティス、プランクなどへの強い評価も書いていました。
でも、消費カロリーだけで、運動の意味が全部決まるわけではありません。関節への負担、体力、好き嫌い、続けやすさもあります。
NHSのウォーキングの案内でも、関節の問題がある場合には、水中の運動教室を選択肢として挙げています。全員に同じ3種目だけを指定するのではなく、その人が取り組める方法から考えたいです。
汗、姿勢、脂肪の減少は分けて見る
汗をたくさんかいた直後に体重が減っても、その分がすべて脂肪ではありません。暑い環境で無理をした量を、ダイエットの点数にしない方がよいです。
また、脂肪が落ちる順番を、手足からお腹へと全員共通に決めることもできません。ひねったり揉んだりした場所だけ、狙って脂肪が落ちるという説明もしません。
脚については脚の見た目とトレーニング、お腹はお腹を薄くしたいときの考え方へ。原因を一つに絞りすぎずに確認します。
僕が指導に活かしたかったこと
元記事のネクストアクションは、学んだことをパーソナルに活かすことでした。
自分ならできる方法を渡すだけではなく、その人の生活の中でどこが難しいのかを知る。読む目的へ戻ると、ここが大事だったと思います。
どんな人に向いている本か
森拓郎さんの、食事と運動への考え方を知りたい人や、普段の選択を見直したい人には候補です。一方、すべての見出しを医学的な診断や、全員向けの禁止事項として使うのはすすめません。
本人が実際に何kg痩せたというレビューではなく、トレーナーとして視点を広げるために読んだ記録です。
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参考引用情報
- 本人の元記事に残る読書目的・感想・次に取り組みたいこと。
- ワニブックス:書籍紹介。
- 日本人の食事摂取基準2025年版
- NHSのウォーキングの案内
資料確認:2026年9月26日。商品リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

元パーソナルトレーナー、福岡のITベンチャーで働くサラリーマッチョ。
独学で55kgのガリガリ→75kg(筋トレ歴10年)
現在はおいしいものを食べるためにゆるく楽しく週5で筋トレ継続中。
元パーソナルトレーナー時代に得た知識と筋トレ歴10年の経験を共有します。
20代|168cm|75kg
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