筋トレを習慣にしたいのに、毎回やる気を出すところで止まってしまう。そんなとき、最初に決めるのは何でしょうか。
筋トレを習慣にしたいなら、まず「いつ始めるか」と「最初に何をするか」を決めてみましょう。毎日強く追い込むことを、習慣化の条件にする必要はありません。
こんにちは、もりしょーです。
2021年の僕は「筋トレ初心者こそ毎日筋トレをするべき」と考えていました。理由は、毎日することで習慣になりやすいのでは、と思ったからです。
例えに出したのは歯磨き。夜になったら、毎回やる気を奮い立たせなくても磨きますよね。筋トレも、生活の中でそんな存在になったら続けやすいのでは、と考えました。
ただ、歯磨きと強い筋トレでは、身体への負担も必要な回復も違います。今回は回数の優劣より、始めやすくする工夫の話です。
僕が「毎日」をすすめたかった理由
「今日は行くか、やめるか」と毎回考えるより、生活の流れに入れてしまう方が動きやすいのでは。これが当時の僕の考えでした。
元の記事では、塾や習い事、バイトのある日に「うわぁ、今日は行きたくないな」と感じる例を出しました。普段と違う予定を、そのたびに大きな用事として受け止めると、面倒に感じることがありますよね。
筋トレをしないと落ち着かない、という人もいます。その状態になると、むしろ「疲れているから今日は休もう」と、休む方を意識する必要が出てきます。
「休む」と「筋トレする」の立ち位置が逆なんですね……マッチョこわい。
とはいえ、休んで気持ちが悪くなることを、成功の条件にはしなくて大丈夫です。休みを予定に入れながら続く形も、立派な習慣です。
毎日続けるのは、筋トレそのものでなくてもいい?
はい。強いトレーニングをする日と、予定を確認したり準備をしたりする日を分けられます。
例えば、筋トレは月曜・木曜。ほかの日は次回の予定を確認するだけにする。毎日の小さな行動を合図にしつつ、身体を鍛える日は分ける、という方法です。
| その日の状態 | 行動の例 |
|---|---|
| 予定どおり練習できる | 決めたメニューを行う |
| 時間が短い | 優先種目だけ行う、または別日に移す |
| 休養日 | 次回の予定や持ち物を確認する |
| 体調不良・強い疲労 | 休む。連続記録のために無理しない |
週2回では習慣にならない、と決める必要もありません。通う頻度と回復については、ジムは毎日行ってもいい?で詳しく整理しています。
「始める合図」は、どう決めればいい?
すでにある生活の行動と、これから始めたい行動をつなげます。「もし○○したら、△△する」という形にすると具体的です。
これは、元の記事でも触れていたif-thenプランニングの考え方です。やることと、それを行う条件を先に決めておきます。
- 仕事用のパソコンを閉じたら、ジムのバッグを持つ。
- 朝食の片付けが終わったら、家トレをする場所へ移動する。
- 日曜の夕方になったら、来週の練習日をカレンダーに入れる。
これらは組み方の例です。僕がすべて試して成功した実録ではありません。自分の生活で、繰り返し起こる場面を選んでください。
「時間があったら筋トレする」だけだと、いつ始めるのかが決まりません。まず場所へ行く、着替えるなど、最初の行動を小さくする方法もあります。
最初の行動は、どれくらい小さくする?
始める前に身構えない程度まで、小さくしてみましょう。ただし、その小さな行動だけで十分な筋トレ効果が出る、という意味ではありません。
元の記事では、スクワット2回から始める、といったスモールステップにも触れました。これは入り口の工夫です。翌日3回、次は4回と、毎日必ず増やす必要はありません。
習慣の入り口を作ることと、身体を変えるためのトレーニング量を確保することは、分けて考えます。続けられる形が見えてきたら、少しずつ内容も整えれば大丈夫です。
また、トレーニングウェアを着て寝るという方法も紹介していましたが、寝心地が悪くなるなら無理に行わず、服やバッグを用意しておくだけでもよいと思います。
一日できなかったら、習慣化は失敗?
一回できなかっただけで、すべてが失敗になるわけではありません。次に再開する場面を決めましょう。
Lallyらの研究では、日常の行動が習慣になるまでには個人差があり、一度実行の機会を逃したことが、習慣形成に大きく影響しないという結果も示されています。
これはジムの強い筋トレだけを調べた研究ではありません。それでも、「連続記録が途切れたら全部ダメ」と考えないための参考になります。
続かない時は、自分の意志を責める前に、予定が厳しすぎないか、移動が負担ではないか、やる内容が多すぎないかを見てみてください。
3か月以内にやめたから、方法が間違っていたと一括りにもできません。仕事や体調、環境が変わることもあります。
習慣の工夫を本で考えたい人へ
当時の記事で紹介していたのは、メンタリストDaiGoさんの『超習慣術』です。僕の購入履歴にも、2020年の記録があります。
運動だけでなく、日常の行動をどう続けるか、工夫の候補を本で整理したい人には選択肢になります。一方、この本を買うだけで筋トレが続くわけではありませんし、筋トレのフォームや負荷を学ぶための本でもありません。
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僕が筋トレを続けるために考えていた、見た目の目標やモチベーションの話は、筋トレを継続するための記事にまとめています。
家で始めたいなら、家トレの場所・メニュー・道具の選び方へ。まずは次に始める合図を、一つ決めてみてください。
参考引用情報
- Lallyら(2010):日常生活における習慣形成の研究
- 本人の記録:2021年7月24日の投稿
参考情報確認:2026年9月26日。実行例は提案として記載し、本人の実践結果とは区別しています。

元パーソナルトレーナー、福岡のITベンチャーで働くサラリーマッチョ。
独学で55kgのガリガリ→75kg(筋トレ歴10年)
現在はおいしいものを食べるためにゆるく楽しく週5で筋トレ継続中。
元パーソナルトレーナー時代に得た知識と筋トレ歴10年の経験を共有します。
20代|168cm|75kg
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