【筋トレ1年目の教科書のような存在になりたい】
こんにちはモリショーです(SNS)!
福岡市でフリーランスのパーソナルトレーナーをしております。
先日、以下のツイートをしました。
トレーニング後のプロテインってそんなに必要じゃないよね
トレーニングして家帰ってご飯食べた方がいい
プロテイン飲んだせいでご飯食べれないのはNG
— モリショー@筋トレ1年目の教科書 (@morisyo_kintore) November 3, 2020
トレーニング後のプロテインってそんなに必要じゃないよね
トレーニングして家帰ってご飯食べた方がいい
プロテイン飲んだせいでご飯食べれないのはNG
上記を深掘りします。
「トレーニング後のプロテインって本当に必要なのかな?」という疑問をお持ちの方は多いと思います。
結論:トレーニング後にご飯を食べる時間があるのであれば必要ない
理由:プロテインから栄養を摂取するより、ご飯を食べた方が健康にいいから
詳しく解説していきます。
トレーニング後のプロテインは必要ではないと思う4つの理由
「トレーニング後は30分以内にプロテインを摂取すべき!!」
みたいなことを聞いたことがある方は多いと思います。
それに対して僕は「果たしてほんとにそうか?」と思っています。
というか僕は必要ではないと思います。
理由は以下の通り。
- プロテインを飲む理由は食事でとりきれない分のタンパク質を摂取するためのものだから
- プロテインを飲むより食事で栄養を摂取した方が健康にいいから
- プロテインを飲んだせいで食事が食べられなくなってしまったら逆効果だから
- トレーニング後のゴールデンタイムもさほど重要ではないとの見解が主流であるから
1.プロテインを飲む理由は食事でとりきれない分のタンパク質を摂取するためのものだから
そもそもプロテインとは食事で取りきれない分のタンパク質を補助的に補うものです。
ですので、食事で必要タンパク質量がきちんと摂取することができるのであれば、トレーニング後にプロテインを飲む必要はありません。
2.プロテインを飲むより食事で栄養を摂取した方が健康にいいから
プロテインを飲んでタンパク質を摂取するよりも、食事をしっかり噛んで肉や魚、卵などから栄養を摂取した方が健康的です。
- 噛むことで満腹中枢の刺激になる
- 噛むことでセロトニンの分泌につながる
- 食品からだとビタミン・ミネラル、脂質などタンパク質以外の栄養素も摂取できる
- 噛むことで胃腸の働きを促進する
- 噛むことで顔の筋肉を使うことができ、表情が豊かになる
などなど
上記のように、液体のプロテインからタンパク質のみを摂取するより、ちゃんと食品を噛んで摂取した方が健康的なことは明らかです。
3.プロテインを飲んだせいで食事が食べられなくなってしまったら逆効果だから
プロテインとは食事で取りきれない分のタンパク質を補助的に補うものですので、それを飲むせいで食事が食べられなくなってしまっては本末転倒です。
食事がメインでプロテインはあくまでも補助。
プロテインを飲むとそれなりに満腹感を得られてしまいます。
ですので、トレーニング後に飲んでしまって、その後食事でタンパク質以外の必要な炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどが摂取できなければ筋肉の回復にも逆効果なのです。
4.トレーニング後のゴールデンタイムもさほど重要ではないとの見解が主流であるから
トレーニング直後における炭水化物 およびタンパク質の摂取はグリコーゲ ン再合成速度に重大な影響を及ぼし、 トレーニング後2 時間経過した時点で の炭水化物の摂取において、グリコー ゲン再合成速度は50%低下すること が示されている(10,22)。
グリコーゲン 再合成に関する運動後の迅速な栄養摂 取の実用性に議論の余地はないが、そ の素早い栄養摂取タイミング方策の有 用性は、1 日を通して複数回にわたっ C National Strength and Conditioning Association Japan 21 てグリコーゲンを消耗するような競技 のアスリートにおいてのみ適用される (例えばスイマー、レスラー、ランナー、 サイクリストなど)。
したがって、グ リコーゲン合成速度を増加させるため の、運動後のタンパク質および炭水化物の即時摂取は、は1日に2回のトレーニングセッションを実施するわけではない、もしくは24時間以内に複数のイベントがあるということではないアスリートについては、さほど重要ではないのではないかという議論が成り立つ。
運動後のあ る時点で炭水化物が豊富な食事を摂取 し、また適切なタンパク質が供給され る限り、次のトレーニングセッション までにグリコーゲン貯蔵は十分補給さ れ、骨格筋タンパク質の最大合成率が 達成されるであろう。
最終的に、想定される運動後の“ア ナボリックウィンドウ”中に栄養を供 給することに関して、確固たる結論を 下すことはできない。
むしろ、適切な タンパク質がトレーニング後に比較的 短時間に摂取され、日ごとの多量栄養 素が満たされる限り、運動後の食事が 遅延することで骨格筋タンパク質合成 および筋量の増加に対して測定可能な 負の影響をもたらすと考えられる根拠 はない。
Personal Training Quarterly PTQ 運動後の栄養補給―栄養摂取のタイミン グとアナボリックウィンドウ
上の要約
「トレーニングの素早いタンパク質の摂取は、具体的に何分以内とか何時間以内とかはない。
せやけど炭水化物は2時間以内に摂取せんと筋肉のエネルギーとして蓄えられる速度が50%下がる。
せやけどこれって別に1日のうちに何回もトレーニングするような人以外には関係あらへん話。
とりあえずまとめると運動後普通に炭水化物、脂質、タンパク質を含んだ栄養価の高い食事をしてればなーんも問題あらへんでってこと。」
まとめ
今現在(2021年1月)では、トレーニング後のプロテインよりトレーニング前にいかに栄養をカラダに送った状態でトレーニングに入れるかの方が重要だという方が主流です。
僕自身トレーニング後にプロテインを飲むのはもう2年くらいしてません。
それよりもトレーニングの3時間前に炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン・ミネラルを含んだ栄養価の高い食事をしてからトレーニングに望む方がずっと調子いいです。
そして、トレーニング中はEAAを飲んで、トレーニング後はなるべく速めにまた炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン・ミネラルを含んだ栄養価の高い食事をします。
EAAはこれ
そのようにしてからの方が、ご飯をちゃんと食べられるようになり、結果的にカラダの調子もずっといいです。
プロテインって、なにも考えずに飲んじゃいがちですよね。
でも、果たしてそのプロテインって必要ですか?食事は摂れてますか?
そもそもあなたはそんなにタンパク質の必要摂取量が高いですか?
みなさんも、今一度自分がプロテインを飲む必要があるのかどうかを考えてみてください。
以上、モリショーでした。
バイバイ!
コメントを残す