増量して体重が増えると、筋トレも生活もどう変わるのか。いいことだけでなく、困ったことも知りたくありませんか。
2020年の増量は、最終的に89〜90kgで終了しました。使用重量は伸びましたが、膝の痛み、体の重さ、服が入らないといった困りごともありました。
今回は、脂肪がつくことも受け入れて、しっかり体重を増やしてみました。なぜそこまでやったのか、ジムへ行けなくなった時期から順に振り返ります。
この記事は2020年当時の個人記録です。現在の体重や、全員にすすめる増量方法ではありません。
2019年の大会後から、少しずつ増量
2019年12月は、大会から約2か月たった頃でした。大会が終わり、徐々に体重を増やしている時期です。
元記事には当時の身体写真も載せていましたが、現在は画像ファイルを表示できなくなっています。その後の写真との比較を新しい画像で作り直すのではなく、残っている文章と測定記録で経過を残します。
2020年3月、ジムへ行けなくなってしぼんだ
しぼみました。
コロナでジムへ行けなくなり、やる気を失って、筋トレは週2回くらいの自重トレーニングになっていました。
自分ではかなり筋肉の迫力がなくなったように感じました。特に肩周りです。
筋肉が何kg減ったかを測っていたわけではありません。でも、見た目の迫力が落ちたという感覚は、当時の僕には結構大きかったです。
市のスポーツセンターから、個人経営のジムへ
これではいかんと思い、営業しているジムへ入会しました。市のスポーツセンターから、個人経営のジムへの変更です。
できるだけ人が少ない時間を狙ってトレーニングを再開しましたが、最初から以前と同じようにはできませんでした。使用重量もガクッと落ちていました。
それでも根気強く戻していった結果、当時の記録では、取り組んでいたすべてのトレーニングで過去最高の使用重量に届きました。
ここは、自分を褒めてあげたいです。少なくとも、重量を伸ばすという今回の目標は達成できました。
ただ、重量が増えたことと、その分だけ筋肉が増えたことは同じではありません。体重や動きへの慣れなども関わるので、筋肉量の増加を重量から計算することはできないです。
今回は、なぜ脂肪がつく増量を試したのか
お客様の目線で減量を考えるために、自分でも脂肪が増えた状態からの減量を経験してみたかったからです。
元記事で決めていたことは2つありました。
- 体脂肪がついてもいいから、体重をしっかり増やす。
- その代わり、トレーニングの使用重量も更新する。
脂肪が増えたら、その後の減量はどうなるのか。おそらくきつくなるだろうけど、自分で経験してみたい。そう考えていました。
単に体重を増やしただけで終わらないよう、トレーニングも頑張りました。でも、この考え方をそのまま他の人へすすめるつもりはありません。後で書くように、日常生活への影響もありました。
増量終了時と、InBody測定日の数字
2020年12月21日の発信では、最終体重を89〜90kg、体脂肪率を推定20〜25%と記録しています。
残っているInBodyの結果用紙は、2020年12月23日のものです。

| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 12月21日の発信にある最終体重 | 89〜90kg |
| 12月23日のInBody体重 | 87.2kg |
| 同日の体脂肪率 | 20.0% |
| 同日の筋肉量(Soft Lean Mass) | 66.1kg |
| 同日の骨格筋量 | 40.8kg |
日付や測定条件が違うので、89〜90kgから87.2kgへの差を、すべて脂肪が落ちた分として扱うことはできません。
また、用紙の「筋肉量66.1kg」は「骨格筋量40.8kg」と別の項目です。InBody公式の説明では、筋肉量は水分などを含む除脂肪軟組織量に対応します。「鍛えた骨格筋が66.1kgある」と読む数字ではありません。
僕は見た目の感覚で体脂肪率20%くらいになったら減量へ移るつもりでいて、測定値も20%だったので、当時は区切りとしてちょうどいいと思いました。20%が全員の増量終了ライン、という意味ではないです。
増やして困ったことは、かなり生活に直結した
- 膝が痛んだ。
- 体が重かった。
- 前年に買った服が入らなくなった。
- 後半は、ちょっと無気力な感じがあった。
筋トレの重量が伸びたのはうれしかったです。でも、体は重いし、服も入らない。増えれば増えるほどいい、とは思えませんでした。
当時は、この無気力な感じを「テストステロンが下がった気がする」と表現していました。ただ、血液検査で確認した話ではありません。ここで記録できるのは、僕がそういう体調の変化を感じたことまでです。
膝の痛みも、体重だけが原因だったと断定はできません。ただ、痛みが出ているのに体重や使用重量だけを伸ばし続ければいいわけではない、と考える材料になりました。
たくさん食べて増やすほど、筋肉も増える?
体重が速く増えるほど、その分だけ筋肉が増えるとは限りません。
2023年のトレーニング経験者を対象にした8週間の研究では、エネルギー摂取の余剰が大きいほど皮下脂肪の増加が大きくなる傾向が見られました。完了者17人と小規模で、最適な増量幅を全員に決められる研究ではありませんが、「大量に食べれば、そのまま筋肉になる」とは考えにくい結果です。
僕のこの増量も、使用重量の記録だけなら成功と言いたくなります。でも、生活のしづらさまで含めると、いいことばかりではありませんでした。
食べ方の具体的な変更は、食事量を増やしたときの記録へ。増量中のお腹については、筋肉がついていても、お腹が出た話にも書いています。
この後は、ゆっくり減量する予定だった
増量を終えた時点では、2021年の大会に向けて、約半年かけてゆっくり減量する予定でした。これは当時の計画で、この記事だけでその後の結果まで報告しているわけではありません。
僕がこの記録で残したいのは、増えた体重だけではありません。再開直後の落ち込み、戻して更新できたうれしさ、増やしすぎて困ったこと。その全部を、次の身体づくりを考える材料にしたいです。
参考引用情報
- 本人の2020年12月21日の発信、12月23日のInBody測定票、元記事。
- InBody公式:結果用紙の見方/水分や測定条件と筋肉量の評価。
- Helmsら(2023):エネルギー余剰と筋力・筋厚・皮下脂肪。
資料確認:2026年9月26日。

元パーソナルトレーナー、福岡のITベンチャーで働くサラリーマッチョ。
独学で55kgのガリガリ→75kg(筋トレ歴10年)
現在はおいしいものを食べるためにゆるく楽しく週5で筋トレ継続中。
元パーソナルトレーナー時代に得た知識と筋トレ歴10年の経験を共有します。
20代|168cm|75kg
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