腹筋をしてもお腹が痩せない?増量中の僕のお腹から考えた、脂肪と見た目の違い

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腹筋を頑張っているのにお腹が出ている。回数が足りないのか、食事を変えるべきか迷っていませんか。

お腹の脂肪を減らしたいなら、腹筋運動の回数だけでなく、食事と全身の活動を見直す必要があります。腹筋を鍛えることと、その上の脂肪が減ることは、同じではありません。

僕は2020年10月2日、増量中のお腹について発信しました。当時は摂取カロリーを増やすために、わざと高カロリーなものを食べていました。

すると、筋肉がついていたとしても、お腹は出てくるんです。

筋トレをしているから食べる量は無関係、とはいきませんでした。この自分の経験があるので、「お腹を引っ込めたいなら、とにかく腹筋」という考え方には、一度立ち止まってほしいと思っています。

腹筋運動だけで、お腹の脂肪は落ちる?

腹筋運動だけで、お腹の脂肪を狙って減らせるとは期待しない方がいいです。

2011年の研究では、健康で普段あまり運動しない成人24人を対象に、腹筋運動をする群と対照群を比較しました。運動群は6週間、週5日腹筋運動を行いましたが、腹部脂肪や腹囲に有意な変化は確認されませんでした。一方で、腹筋の持久力は改善しました。

小規模で期間も限られた研究ですが、「鍛えた成果」と「その場所の脂肪が減ること」を分けて考える例になります。

お腹の運動動画に取り組むこと自体はいいと思います。ただ、「この動きで下腹の脂肪だけがなくなる」「1週間で誰でも腹筋が割れる」と受け取ってしまうと、期待とのズレが大きくなります。

筋トレしていた僕も、増量するとお腹が出た

当時の僕は、筋肉を大きくしたくて食事量を増やしていました。体重を増やすことが目的だったので、お腹の見た目も含めて変わりました。

この話で伝えたかったのは、「腹筋がある人のお腹には、脂肪がつかないわけではない」ということです。

逆に、お腹の見た目を変えたいからといって、食事を極端に減らしていいわけでもありません。増やすにも減らすにも、トレーニングを続けられる食事を考える必要があります。

僕が増量中に食べ方を変えた経過は、食事量を増やして3か月で体重が増えたときの話に書いています。体重の増加分が、全部筋肉だったわけではありません。

お腹が引っ込んだら、内臓脂肪が落ちた証拠?

見た目だけでは、どの脂肪がどれだけ減ったかはわかりません。お腹の見え方は、脂肪だけでなく、食事の前後、張り、姿勢などでも変わります。

内臓脂肪はお腹の内側で臓器の周りにつく脂肪、皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪です。ただ、「すぐ引っ込んだから内臓脂肪が落ちた」「つまめる部分があるから内臓脂肪はない」と自己判定はできません。

以前の記事では、脂肪が手首・足首から順番に落ちると説明していました。そのように全員に共通する順番を断定するのは適切ではないため、見直しています。

同じ場所、同じ姿勢、同じ時間帯で腹囲や写真を記録すると、日々の条件による違いを減らせます。1日の変化を、そのまま脂肪の変化と考えないことが大事です。

脂肪を減らすことと、体幹を鍛えることを分ける

やりたいこと 見るポイント
体脂肪を減らしたい 食事、活動量、体重や腹囲の継続した変化
お腹の筋肉を鍛えたい 運動の負荷、回数、姿勢を保てるか
立ったときの見た目や動きが気になる 姿勢や動作の確認。脂肪が減る話とは分ける

腹横筋など、お腹の筋肉は体幹の働きに関わります。でも、プランクやドローインをすれば「内臓が元の位置に戻り、下腹が必ず引っ込む」とは言えません。

元記事ではこれらの運動をすすめていましたが、お腹を細くする魔法としてではなく、呼吸を止めずに姿勢を保つ練習など、運動の目的をはっきりさせて取り入れたいです。

腹筋の種目を考えたい人は、腹筋を鍛える目的と、見えるようになる条件へ。腰などに痛みがある動作を、細くなるために我慢して続ける必要はありません。

今日から何を変える?

まず、普段の食事と飲み物を数日記録してみてください。減量が必要な場合も、全部を削るより、見直せる部分を探すところからです。

  • 飲み物や間食も含めて、何をどれくらい食べているかを見る。
  • 主食や主菜を極端に抜かず、続けられる食事量を考える。
  • 歩くなどの日常の活動と、無理のない筋トレを組み合わせる。
  • 1回の体重ではなく、しばらくの傾向を見る。

お腹が気になる人全員に、減量が必要とは限りません。すでに痩せている人が、平らなお腹だけを目標に食事を減らし続けるのは別の問題です。

食事と活動を組み合わせる考え方は、NIDDKの体重管理の案内でも示されています。最初の進め方は、ダイエットの食事の基本にまとめています。

食事を考えるために、元記事で紹介した本

元記事では、森拓郎さんの『ダイエットは運動1割、食事9割[決定版]』を紹介していました。運動だけで何とかしようとしている人が、食事にも目を向けるきっかけとしての候補です。

ただし、タイトルの「9割」を、全員に当てはまる科学的な比率として使うことはできません。運動の価値を1割に切り縮める必要もないです。

運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割[決定版] (impress QuickBooks)元記事で紹介した電子書籍をAmazonで見る

食事を用意する時間が課題なら、本を増やすより、食べる準備を楽にする方が役立つかもしれません。僕が注文したマッスルデリの感想もあります。食べれば自動的に痩せる商品ではなく、一食を用意する選択肢として比較してください。

当時の音声は第22話「お腹痩せする方法」に残しています。説明の修正は、この本文に反映しています。

参考引用情報

資料確認:2026年9月26日。商品リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

お腹の見た目が気になっている人は、腹筋の回数だけでなく、普段の食事と活動も振り返ってみてください。僕の増量中の写真は、筋肉と脂肪を分けて考える材料にしてください。

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