こんにちは森本翔馬です。
先日、食事の回数を増やすことについての記事を書きました。
なぜ食事の回数を増やした方がいいのか
→ドカ食いとカタボリックを防ぐため
まだ読んでいないという方は、この記事を読む前に上記の記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、食事の回数を増やしたら、その次は『どうゆうタイミングでどのくらいの量を食べるのか』という、タイミングと量について深掘りしていきます。
6食のタイミングは3時間ごと
食事の回数を増やすなら、1日5、6食にしましょうと先日の記事で言いました。
そして、そのタイミングは可能であれば3時間ごとに摂るようにしましょう。
その理由は、さっきも言いましたがドカ食いとカタボリックを防ぐためです。
朝食7時→間食10時→昼食13時→間食16時→夕食19時→間食21時
食事の量は全部同じ量?
では、食事は3時間ごとにとるとして、それぞれの食事の量は全部同じ量でオッケーでしょうか?
→答えはNOです。
『エネルギーは使うときに入れる、回復させるときに入れる。それ以外の時間は筋肉を分解しない最低限のエネルギーで体脂肪を減少させる』
これが基本の考え方になります。
簡単に言うと、トレーニング前後は多めに食べて、それ以外はあんまり食べないということです。
トレーニング前だけ食事量多め
エネルギーは使うときに入れればいいので、トレーニングの前に多くとります。
しかし、多く摂ると言っても、きちんと1日を通して自分のベースカロリーを上回らないように考えて食事しましょう。
トレーニング後は少し多め
トレーニング後は少し多めに食事をとります。
筋肥大を最大限にするためには、トレーニング前とトレーニング後の食事を多く摂ることが大切ですが、ダイエット、減量の場合はあまり多くとらない方がいいでしょう。
トレーニング前後以外の食事
さて、ではトレーニング前後以外の食事内容はどのようにすればいいのでしょうか。
トレーニング前後に食事量を多くするということは、必然的に他の時間帯では食事量は少なくしなければなりません。
食事量の目安(夕食後にトレーニングする人の場合)
トレーニング前後以外は体内のエネルギーを少ない状態にしておき、通勤中や仕事中にエネルギーを消費します。
そうすることにより、体脂肪をエネルギーとして使い体脂肪の減少を狙います。
体内のエネルギーを少ない状態にしますが、完全に枯渇させないようにしましょう。
そうなると筋肉が分解されてしまいますし、身体は省エネモードになり、代謝が落ちてしまいます。
難しいですが、適度な低エネルギー状態に保ちます。
朝食は「中」な理由
・睡眠中にエネルギーが消費されているから
・朝食を食べないとその日1日のエンジンがかかりにくくなるから
・朝食を食べないとその他の時間にドカ食いしてしまう可能性が増えるから
ただし、あくまでも中です。
「朝はちゃんと食べた方がいいんだ!」と言って満腹になるまで食べないようにしましょう。
満腹になってしまうとせっかくの朝おきてから2〜3時間の脳のゴールデンタイムに頭が働きにくくなってしまいます。
まとめ
ここまでをまとめます。
『トレーニング前後は多めに食べてトレーニングのパフォーマンスを落とさず、筋肉をしっかり刺激する』
『トレーニング前後以外はあまり食べず、体内のエネルギーを筋分解が起こらない程度の低エネルギー状態にして体脂肪を減少させる』
ここまで読んでくださった方は、ただ単純に食事の回数を増やせばいいのではないことが理解していただけたと思います。
食べて痩せろの本当の意味
よく、「食べて痩せろ」という言葉を聞きます。
あれはどの時間でも腹一杯食べるということじゃなく、ちゃんと食べるタイミングと量を考えて食べつつ運動をして痩せろという意味です。
僕もいっぱい食べていっぱいトレーニングできる人が一番最強だと思っていますが、それは常人離れしたレベルでの運動量があって初めて意味のあることです。
その意味を履き違えてずっといっぱい食べているといつまでたってもダイエットが成功しないことになるので注意してくださいね。
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