筋トレ中に強い吐き気やふらつきが出たら、その場で運動を止め、スタッフや周囲の人に助けを求めてください。「いつもの酸欠」と決めつけて続けないでください。
運動中に意識を失った、胸痛・強い息苦しさ・動悸がある、意識や動きが戻らない場合は、119番などで緊急の助けを求める状況です。失神についての受診目安はNHSの解説も参考にしています。
ここからは、2018年9月27日に僕がスクワット中に体調を崩した話です。当時は「酸欠で死にかけた」と書きましたが、酸素や血糖値を測った記録はなく、診断も確認できていません。今は、原因を決めずに経験を残します。
3日ぶりの筋トレが嬉しくて、張り切りすぎた
あの日は3日ぶりのトレーニングでした。久しぶりにできるのが嬉しくて、スクワットで追い込みすぎたんです。
ジムに行く直前にはバナナを食べ、気合いを入れるためにコーヒーをいつもよりかなり濃く作っていました。前日は遅くまで起きていて、ろくに身体を温めずにスクワットを始めてしまいました。
「今までは直前に食べても問題なかったし、今回も大丈夫だろう」という油断もありました。
これらは当時の行動です。バナナやコーヒーのどれかが原因だった、と確認できたわけではありません。
頭が真っ白になって、息をするのも気持ち悪かった
あんなにひどく気持ち悪くなったのは初めてでした。
頭が真っ白になり、息をするのも気持ち悪い。目に力が入らず、おそらく目は半開き。吐き気もすごくて、すぐトイレに駆け込みましたが、吐く気配はありませんでした。
便器に座っていると脚が焼けるように痛くなり、ベンチへ移って寝転がりました。でも、寝ているのも気持ち悪くて、座ったり寝転がったり。10分ほど繰り返すうちに、だんだん楽になっていきました。
せっかく3日ぶりに筋トレできたのに、自分でできなくしてしまったのが情けなくて、なんだか泣けてきました。
当時は「今思うと笑えます(笑)」なんて書いていましたが、同じ症状の人が10分待てばよい、という体験談にはしたくありません。これはあくまで、僕に起きた経過です。
なぜ起きたかは、この記事では分からない
症状だけで酸欠、低血糖、脱水などを見分けることはできません。
当時、ジムのトレーナーさんに相談し、寝不足、急な追い込み、直前の食事、カフェインなどを振り返りました。「心当たりがありすぎる……」と思ったのを覚えています。
ただ、その会話は医療機関で原因が確定したこととは違います。以前の記事にあった「脚に血液が集まって脳に回らなくなった」「バナナを食べたから血糖値が急に下がった」という説明は、僕の記録だけでは裏付けられません。
NHSも、失神にはさまざまな原因があり、運動中の失神などは緊急対応が必要な場合として案内しています。原因を自分で一つに決めてしまわないことが大事です。
楽になったので再開しようとしたけれど、力が入らなかった
少し落ち着いたあと、僕はトレーニングを再開しようとしました。でも、全然力が入らず、諦めて帰りました。
ほんと笑っちゃうくらい力が入らなかったんです。
いまこの経験から伝えたいのは、楽になったことを理由に、その場で練習を再開しないことです。まずスタッフに状態を伝え、必要な受診や移動の助けを相談してください。症状が残る、繰り返す場合も、そのまま自己判断で済ませないでほしいです。
以前載せていた「吐きたいなら吐く」「必ず脚を上げる」「水を飲んで帰る」という一律の対処一覧は外しました。意識や呼吸、吐き気などによって対応は異なるので、飲み物や食べ物を無理に与えるような案内にはしません。
僕が振り返る、練習前の確認点
当時の原因が確定していなくても、準備を雑にしていたことは振り返れます。
| あの日の行動 | 次の練習前に確認したいこと |
|---|---|
| 前日に遅くまで起きていた | 眠気や疲れが強いまま、いつも通り追い込もうとしていないか |
| 嬉しくて、準備不足のままスクワット | 軽い負荷から動きを確認し、体調を見ながら進められるか |
| いつもよりかなり濃いコーヒー | 気合いのために普段と違う量を増やしていないか |
| 直前の食事を軽く考えていた | 量やお腹の状態に余裕があるか。自分の体調を無視していないか |
「運動前はバナナ禁止」「必ず30分前までなら安全」といった決まりを、この一回の経験からは作れません。食事も飲み物も、普段と違うことを一気に詰め込まず、体調を見て調整したいです。
飲み物の選び方は、僕の筋トレ中のドリンクと水分補給の記事にまとめています。サプリやカフェインを足す前に、まず練習できる状態かを見ることが先です。
「慣れているから大丈夫」が、僕の落とし穴だった
今日の出来事を残して、同じ状況になる人が減れば嬉しい。当時はそう思って記事を書きました。
何事も、慣れてきたころが一番危ない。筋トレができる嬉しさはあっても、身体の様子まで無視しないようにしたいです。
別の日に腰を痛めた経験も、筋トレ後に腰を痛めた僕の5日間に残しています。どちらも、個人の回復経過を他の人への治療法にはしない、という形で整理しました。
参考引用情報
確認:2026年9月26日。症状・行動・経過は本人の2018年9月27日の記録。医学的な原因は未確認です。

元パーソナルトレーナー、福岡のITベンチャーで働くサラリーマッチョ。
独学で55kgのガリガリ→75kg(筋トレ歴10年)
現在はおいしいものを食べるためにゆるく楽しく週5で筋トレ継続中。
元パーソナルトレーナー時代に得た知識と筋トレ歴10年の経験を共有します。
20代|168cm|75kg
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