こんにちはモリショーです(@morisyo_kintore)。
先日、以下のツイートをしました。
分厚い胸板は胸のトレーニングをすればするほど手に入りづらくなる
上半身を鍛えるなら胸ではなく背中に目を向けること
現代人はたいていの場合、肩甲骨が開いて上がってしまっている
この状態で胸のトレーニングをしたらもっと姿勢が酷くなり、胸が発達するどころかダサくなります…
— モリショー (@morisyo_kintore) February 24, 2020
分厚い胸板は胸のトレーニングをすればするほど手に入りづらくなる
上半身を鍛えるなら胸ではなく背中に目を向けること
現代人はたいていの場合、肩甲骨が開いて上がってしまっている
この状態で胸のトレーニングをしたらもっと姿勢が酷くなり、胸が発達するどころかダサくなります…
上記を深掘りしていきます。
上記のツイートに対して、
「なるほどじゃあ背中のトレーニングをしたらいいのか」
というコメントを下さった方が複数名いらっしゃいましたが、そうゆうことでもありません。。。
結論をいうと、目を向けるべきは「肩甲骨・胸椎・胸郭」です。
詳しく解説していきます。
ベンチプレス100kg挙がるけど胸の発達が悪いです
→フォームが悪い可能性が高い
肩甲骨・胸椎・胸郭がうまく使えていないと、胸のトレーニングでフォームが悪くなってしまいます。
細かくいうと、肩甲骨の内転・下制(閉じて下に下げること)、胸椎の伸展(伸ばすこと)、胸郭を開く。
これらができなければフォームが悪い可能性が高いです。
そして、肩や腕の筋肉ばかり使うので、胸の筋肉がいっこうに発達しないといった状況が起こります。
肩甲骨の内転・下制
肩甲骨の内転とは、肩甲骨を内側に閉じること
肩甲骨の下制とは、肩甲骨を下に下げること
文字だけじゃ分りズラいと思うので、下の動画をご覧ください。
肩甲骨の下制
肩甲骨って実は上に上がったり下に下がったり、内側に寄ったり外側に広がったりするんです。
そして、胸のトレーニングをするのであれば「肩甲骨を内側に寄せて下に下げる」が大事です。
肩甲骨を内側に寄せて下に下げてから腕を前後に動かすのです。
肩甲骨が下に下がりません(下制)
肩甲骨を下に下げれないという方はとても多いです。
僕はパーソナルトレーナーとしてお仕事をさせていただいておりますが、初めてお会いした方の9割のお客様が肩甲骨を下げることができません。
肩甲骨を下げられない理由
肩甲骨を下げられない理由は様々です。
- 単純に下げるの意味がわからない
- 胸の筋肉が固まっている(大胸筋、小胸筋)
- 肩甲骨周りが固まっていて周辺の筋肉が使えない(前鋸筋、菱形筋、僧帽筋中部・下部)
なぜそんなに肩甲骨を下げられない方が多いのかというと、現代の生活スタイルが影響していると考えられます。
これはもはや現代に生まれたからには仕方のないことなのかもしれません。
現代はデスクワークやスマホの普及、車の運転などにより長時間ずっと同じ姿勢で過ごすことになりがちです。
パソコンやスマホを触る時、運転をするときは全て前かがみで手や肩の筋肉がずっと緊張しがちになります。
また、長時間お仕事をされていると緊張時間が長いということですから、人は緊張時には呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いことも姿勢が悪くなることの大きな原因の一つです。
というか逆に姿勢が悪いことで呼吸が浅くもなります。
呼吸と姿勢の関係については以下の記事をご覧ください
まとめると、長時間ずっと同じ姿勢で緊張状態が続くと、手や肩周り、肩甲骨周りの筋肉が緊張します。
呼吸も浅いクセがついてしまい、腕から徐々に胸・背中、肩周り、ついには腰まで固まってしまい、猫背・巻き肩の完成。
その結果、胸のトレーニングをしても胸が張れないので肩や腕で押してしまい、胸が発達しないということになります。
具体的な解決方法
これに関してはYouTubeでとてもいい動画を見つけたのでこちらを参考にされてください。
丸投げします(笑)
こちらもオススメです。
まとめ
分厚い大胸筋を手に入れようと思ったら、ただ鍛えるだけじゃダメなんですね。
胸が張れるように、肩甲骨がうまく使えるように意識していきましょう。
そのためには動画にもあるように、胸のストレッチ、前鋸筋の活動を高める、僧帽筋・菱形筋の活動を高めるというのが解決策になります。
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